年別アーカイブ: 2018年

東京03の「不自然体」

人生で初めて、落語以外のお笑いライブへ行きました。
「人力舎」に所属する「東京03」という男性3人グループの「第20回東京03単独公演『不自然体』 」という新国立劇場中劇場での公演です。

偏見かもしれませんが、コントをこんな立派な場所で行うということにも驚きましたが、VTR映像と音楽も融合させて上手く構成されており、面白いのは勿論ですが、一言で感想を言うとしたら「お洒落!!」でした。
お笑いのコントですが、舞台上では台詞以外のトークがなかったことや、明転→コント→暗転→VTR映像→明転→コント→暗転→VTR映像→、、、、というサイクルで、無駄な音や動きがなくテンポよく演出されていたことと、会場との相乗効果もあり、観劇的な印象が強かったです。

今回、彼らの感性を自由に発揮できる単独公演だからこそ、時間・空間に制約のあるテレビでネタを披露している時の東京03とは異なる、新たな一面を見知ることができました。
彼等のコントは、日常生活に起きうる誰もが経験したことのある出来事に、ちょっとだけ普遍的なことが加わって、それを大袈裟にボケて突っ込むというようなコント。「そういうことある」「そういう人いる」と思った後に、私なら出来なかったリアクションを、過剰なまでに反応を示して一人で空回りするボケや突っ込みが面白いです。
ネタごとに3人で様々な役を転じて熟し、ずっと笑いっぱなしの2時間でした。

因みに、自然体とは「身構えたり、先入観をもったりしないあるがままの態度(大辞林 第三版より)」とありますが、「不自然体」という言葉はないようです。
いつでも自然体でいられればストレス無しで楽に過ごせるのでしょうけれど、自然体でいられない人もいてお互いの感性の違いで軋轢が生じる。けれど最終的には笑いで収まる。そうありたいと思いました。(東倉協 小杉)

境界のないアート空間

6月21日(木)にOPENした、森ビル株式会社とチームラボが共同で運営する「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス」ミュージアムへ行ってきました。

このミュージアムは、10,000㎡の空間を5世界で構成されており、内部の見取り図等事前に与えられる情報もなく、順路も定められておらず、個々で自由に歩き回れるようになっております。
“Borderless”というコンセプトを体感できるように、展示作品に境界がなく、作品は部屋から出て通路を移動したり、他の作品とコミュニケーションしたり、ときには他の作品と融合するということですが、巨大な迷路か森の中に迷い込んだような印象を受けました。
デジタルを駆使した光アートで幻想的な空間を演出し、光の中で座ったり寝転んだりと皆思いのまま自由に楽しむスタイルの新しいエンターテイメントな空間となっており、癒しの為、楽しむ為、撮影の為等、様々な違う目的で楽しめる場所だと思います。
「運動の森」という体を動かして遊べる場所もありますし、また、作品の光に触れると、色の変化や、映像の展開と様々な不思議なことが起きたりするのですが、説明書もないので兎に角触って試して発見するという、好奇心旺盛な子供も楽しめる施設だと思います。

日本を代表するクリエーター集団の1つであるチームラボが提供するこのミュージアムは、常設施設ということですので、是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。(東倉協 小杉)

MORI Building DIGITAL ART MUSEUM EPSON teamLab Borderless

追記(7月9日):2018年7月7日(土)に豊洲に「teamLab Planets TOKYO DMM.com」もオープンしました。

       

粋な江戸町火消錦絵師

6月19日(火)開催の江戸支部例会にて、岡田親(おかだちかし)氏が卓話講師としてご登壇されました。
岡田親氏は「江戸町火消錦絵師」としてご活躍されている方で、20代半ばに独学で錦絵を描き始めたということです。明治時代初期から続く老舗の鮨屋「京すし」(現在「京橋エドグラン」にて営業)の四代目主人でしたがご子息に後を任され現在は本やCDジャケットの表紙、商品のラベル等も手掛けたりと各方面から高い評価を得ておられます。

岡田親氏が仰るには「若い頃から小遣いを貯めて火消錦絵を集めていたが、ある時、神田の有名店の店主に若僧となめられ桁一つ上げた金額を吹っかけられ恥ずかしい思いをさせられたので、一度は一生懸命稼いでどんな金額を吹っ掛けられても購入出来るようになってやる!と思ったのだが、良く考えてみればそれでは常に奴を儲けさせてしまう。だったら自分で描こう!」と思ったことが、錦絵を描き始めたきっかけとのこと。
描く絵も粋であれば、生き方も粋で江戸子気質が満載の方。

作品の中にはユーモアが盛り込まれている作品もあり、現代の若い人も楽しめるアートとなっております。
例えば「江戸町火消六十四組全員集合」という作品には、「全員集合」にかけて、昭和の土曜のお茶の間に笑いをもたらした「ドリフターズ」の志村けんが扮する「バカ殿」が隠れていたりしております。
当時の江戸火消の話しもしていただき、終始楽しい講演会でした。

最後に「やるんなら人の何倍も努力をしてやる」とおっしゃっておりましたが、ある記事の読者宛のメッセージで下記のように掲載されておりました。。

「僕の信念は、人の二倍、三倍働くからこそ、人の百倍、二百倍、楽しみを味わえるということ。そして何より大事なのは、人の縁。これまでご縁があった人たちが、新たなご縁や楽しみを運んできてくれる。せっかくの人生なんだから、楽しまないと。そして、立教生には人を思いやる心を忘れないでほしい。」

(「立教」第203号掲載から引用)

岡田氏は、毎年のように銀座伊東屋にて個展を開催しており、今年は6月8日(金)~17日(日)で開催されたとのことでした。
次回開催の際には是非作品を拝見してみたいと思いました。

今回、例会に出席させていただき貴重なお話を伺うことが出来、とても感謝しております。(小杉真希子)

作品名:江戸町火消六十四組全員集合
上記作品の中に、岡田氏のユーモラスな精神が盛り込まれております。
伊東屋で販売されていた扇子

【報告】第71回東京倉庫協会通常総会

東京倉庫協会(宮本憲史会長)は6月6日(水)日本工業倶楽部に於いて、第71回通常総会を開催し、諸議案を原案通り承認可決した。

総会後、会員各社より推薦された12社23名の永年勤続者が、今井会長より表彰され、高山運輸支局長より祝辞をいただいた。

その後の懇親会では、来賓として国土交通省伊藤参事官、関東運輸局野田次長、東京都港湾局斎藤港湾局長をはじめ多数の来賓を迎え、交流を図り和やかに歓談した。

30年度 総会次第

30年度 事業計画