日別アーカイブ: 2018年5月10日

落語を聴いて楽しむ

 5月9日(水)、浅草公会堂にて「立川談春 独演会2018」へ行ってきました。

立川談春は7代目立川談志の弟子で「最もチケットが取れない落語家」として有名です。映画「赤めだか」の著者でもあり、ドラマ「下町ロケット」では、銀行上がりの経理部長を熱演して視聴者を魅了し、俳優業でも光る存在感を表しておりました。

今回の演目は「お札はがし」と「らくだ」の二席。「お札はがし」は怪談物で、ここ数日の暑さを想定しての選択だったのでしょうが、生憎当日は5月にしては10年ぶりの冬並みの低気温。 怪談話で暑さを吹き飛ばすというよりも、益々ひんやりと冷え込みました。怖いながらも、夫婦のやり取りに笑ってしまう人情話です。

2席目「らくだ」の聴きどころ(見どころ?)は、お酒に酔って上下関係の立場が完全に入れ替わっていくところがとにかく面白いのです。それまで威張り散らしていた者がお酒にそう強くなく、一気にお酒を飲んでしまい、夜釣りの浮きのように揺れてしまっている姿や、泣き上戸だったりと、本当に滑稽でしかたがありません。
映像を見るわけではないので、自分が想像している世界が噺家を通して、目の前に見えてきます。

 落語は、数年前からブーム到来とのことで、若い女性客も増えてきたと言われています。NHKでも「落語 THE MOVIE」という、落語好きには勿論、聴いたことない人や子供でも楽しめる構成となっている番組が放送されておりました。
 
座布団一枚の上で、繰り広げられる落語の世界。
世の中落語に出てくる登場人物で構成されているようなものですので、日々の出来事を落語のように笑い飛ばせて過ごせた方が人生楽しめる?!かもしれません。(小杉真希子)