日別アーカイブ: 2018年5月29日

伊能忠敬ゆかりの地

先日、千葉県香取市の佐原を観光してきました。

佐原は江戸時代から利根川水運の中継港として発展し、商人の町として栄えたそうです。小野川沿いは、昔のままの家屋や蔵がそのまま健在しており、江戸や明治時代へタイムスリップしたかのような気分を楽しめて、情緒溢れる観光地でした。

その小野川沿いに「伊能忠敬記念館」があり見学してきました。
伊能忠敬は、ここ佐原にある伊能家に17歳で跡継ぎとして婿入りし、傾きかけていた伊能家を再興して財を築き上げ、49歳にして隠居し、隠居後50歳で兼ねてより興味があった暦学を学ぶ為に江戸へ移り住んだそうです。
そして、寛政12年(1800年)4月、忠敬55歳にして測量を開始し、文化13年(1816年)までの17年をかけ日本地図である「大日本沿海輿地全図」を完成させたとのことです。
測量は全10回に分けて行なわれたそうですが、歩いた距離約40,000キロは地球一周分と同じだそうです。
忠敬作成の地図が、実際の地図と全体的なずれが多少あるだけで、細部にわたり地形が略正確に作成されていることに本当に驚きます。
測量に使った道具も展示されておりましたが、木で作られた重そうな道具ばかりで、それを用い測量しながら長距離を歩いたことに尊敬しかありません。

その後、厄除けに立ち寄った「観福寺」に、忠敬の「爪と毛髪」が埋葬されており参拝して参りました。
忠敬は文政元年(1818年)73歳で亡くなられたそうですが、その当時にしては長命な方だと思います。
肉体的には過酷な毎日だったかと思いますが、好きなことをし目標を持ち過ごすことが、長命の秘訣でもあるのかなと思いました。

因みに、東京倉庫協会の最寄駅「門前仲町」にある「富岡八幡宮」は、測量開始時に忠敬が参拝したそうで、出発地点ということで入口に忠敬の銅像が立っております。
日本全土を周った伊能忠敬ですので、各地に何かしらの縁があることでしょう。

富岡八幡宮入口の銅像