月別アーカイブ: 2018年6月

粋な江戸町火消錦絵師

6月19日(火)開催の江戸支部例会にて、岡田親(おかだちかし)氏が卓話講師としてご登壇されました。
岡田親氏は「江戸町火消錦絵師」としてご活躍されている方で、20代半ばに独学で錦絵を描き始めたということです。明治時代初期から続く老舗の鮨屋「京すし」(現在「京橋エドグラン」にて営業)の四代目主人でしたがご子息に後を任され現在は本やCDジャケットの表紙、商品のラベル等も手掛けたりと各方面から高い評価を得ておられます。

岡田親氏が仰るには「若い頃から小遣いを貯めて火消錦絵を集めていたが、ある時、神田の有名店の店主に若僧となめられ桁一つ上げた金額を吹っかけられ恥ずかしい思いをさせられたので、一度は一生懸命稼いでどんな金額を吹っ掛けられても購入出来るようになってやる!と思ったのだが、良く考えてみればそれでは常に奴を儲けさせてしまう。だったら自分で描こう!」と思ったことが、錦絵を描き始めたきっかけとのこと。
描く絵も粋であれば、生き方も粋で江戸子気質が満載の方。

作品の中にはユーモアが盛り込まれている作品もあり、現代の若い人も楽しめるアートとなっております。
例えば「江戸町火消六十四組全員集合」という作品には、「全員集合」にかけて、昭和の土曜のお茶の間に笑いをもたらした「ドリフターズ」の志村けんが扮する「バカ殿」が隠れていたりしております。
当時の江戸火消の話しもしていただき、終始楽しい講演会でした。

最後に「やるんなら人の何倍も努力をしてやる」とおっしゃっておりましたが、ある記事の読者宛のメッセージで下記のように掲載されておりました。。

「僕の信念は、人の二倍、三倍働くからこそ、人の百倍、二百倍、楽しみを味わえるということ。そして何より大事なのは、人の縁。これまでご縁があった人たちが、新たなご縁や楽しみを運んできてくれる。せっかくの人生なんだから、楽しまないと。そして、立教生には人を思いやる心を忘れないでほしい。」

(「立教」第203号掲載から引用)

岡田氏は、毎年のように銀座伊東屋にて個展を開催しており、今年は6月8日(金)~17日(日)で開催されたとのことでした。
次回開催の際には是非作品を拝見してみたいと思いました。

今回、例会に出席させていただき貴重なお話を伺うことが出来、とても感謝しております。(小杉真希子)

作品名:江戸町火消六十四組全員集合
上記作品の中に、岡田氏のユーモラスな精神が盛り込まれております。
伊東屋で販売されていた扇子

【報告】第71回東京倉庫協会通常総会

東京倉庫協会(宮本憲史会長)は6月6日(水)日本工業倶楽部に於いて、第71回通常総会を開催し、諸議案を原案通り承認可決した。

総会後、会員各社より推薦された12社23名の永年勤続者が、今井会長より表彰され、高山運輸支局長より祝辞をいただいた。

その後の懇親会では、来賓として国土交通省伊藤参事官、関東運輸局野田次長、東京都港湾局斎藤港湾局長をはじめ多数の来賓を迎え、交流を図り和やかに歓談した。

30年度 総会次第

30年度 事業計画