日別アーカイブ: 2018年7月26日

星の王子さま

先日、箱根の「星の王子さまミュージアム」へ行ってきました。
「星の王子さま」は、フランス人作家「アントワーヌ・ド・サン=デクジュペリ」の代表作品といえる児童向けの小説であり、1943年に出版されてから現在も世界中で翻訳され続けているロングセラー本です。
ミュージアムでは、作品である「星の王子さま」の内容説明もありますが、作者であるサン=テグジュペリについての生い立ちや経歴等を映像で説明したり、写真や作品で紹介したりと、作者のことを知ることで作品が出来上がるまでがわかる展示となっていました。

著者サン=デクジュペリはパイロットで、1944年7月31日の第二次世界大戦中、地中海上空を偵察中に行方不明となっていましたが、2000年5月にマルセイユ沖で、彼が搭乗していた機体の残骸が確認され、2003年になり海底から引き上げることで、彼の偵察機だと断定されたそうです。更に、2008年3月に撃墜した者の証言が公開され、その撃墜者もサン=テグジュペリ作品の愛読者だそうで、彼だと知っていたら撃たなかったと自責の念で長く辛い日々を過ごしていたということです。

「星の王子さま」で登場する王子さまは、6つの星を旅して出会ってきた人々のことを、地球の主人公の「ぼく」に語ります。其々の星で出会った人々は「王様、うぬぼれ男、呑み助、実業家、点灯夫、地理学者」ですが、その解釈としては、「権力、人気、快楽、財力、労働、学問」の6つに溺れている人々を表しているということです。
そして、7番目の星である「地球」に来て、自分の本当に知りたかった大切なことを学び、星に帰るというお話しです。
一つの経験や知識からだけで物事を判断してそれが絶対だと思うのでなく、少し視野を広げて人の話に耳を傾けることで、大切なことがみえてくるかもしれないと思いました。
哲学的で学ぶべきことが多く、名言も多いと言われている「星の王子さま」は、初めての人は勿論、昔読んだことがある人も読み返し、自分の好きな言葉を見つけるのも楽しいかもしれません。 (東倉協 小杉)

 

実用的ではないけれど素敵なお土産のボールペン